#70 成果を生むデータ活用方法を解説。ドラゴンボールと OODA ループに学ぶデータ分析
こんにちは。Aqxis の代表をやっている多田翼です。
このニュースレターは 「読むとマーケティングがおもしろくなるレター」 というコンセプトで、週に1回のペースで配信をしています。
✓ 購読メリット
-
マーケティングのことが学べる
-
人気商品のヒット理由がわかる
-
仕事でマーケティングや商品アイデアのヒントになる
購読は無料です。メールアドレスだけなので、よかったらぜひ登録してみてください。
さて、今回のテーマはデータ分析です。データをビジネスに活かすためにはどうすればいいかを解説していきます。
ご紹介する事例は商品開発やマーケティングの要素も入っているので、いつものマーケティングの醍醐味だけではなく、データ分析のおもしろさもお届けできればと思います。
✓ レターからわかる内容
[事例 1] ドラゴンボールのスカウターとデータ活用
-
スカウター依存と弊害
-
データの前提と限界
-
データ活用への教訓
[事例 2] 男性化粧品マニフィークとデータ活用
-
商品開発に Amazon データを活用
-
マニフィークの事例から学べること
-
OODA からのデータ活用方法
付録
-
「根拠あるの?」 と言わせないデータ分析ができる本
-
読書方法のご紹介 (質問回答コーナー)
-
かざすだけで鍵を施錠できるリング型スマートキー
-
5年以上続けている紙ノートの習慣
-
次回レターの予告
では早速、1つ目の事例から見ていきましょう。
ドラゴンボールのスカウター
漫画のドラゴンボールではサイヤ人編とフリーザ編で、「スカウター」 という道具が登場します。

悟空の兄ラディッツが地球にやってきて、最初に出会った地球人 (農家の男性) の戦闘力をスカウターで計測したシーン (出典: bunkaku.net)
スカウターとは片目だけのメガネのようなもので、耳から目の部分に取り付けます。機能は大きく3つです。
✓ スカウターの機能
-
相手の戦闘力が数字で測定できる
-
測定した相手の地点がわかる (緯度と経度のイメージ)
-
トランシーバーとなりコミュニケーションができる
スカウター依存の弊害
スカウターには功罪があります。
先ほど見た3つの機能が便利な一方で、スカウターの戦闘力の値に依存しすぎる弊害です。
フリーザやその一味はスカウターに依存しすぎたために、相手 (悟空たち) の本当の戦闘の実力を見誤ります。正しく相手の強さを捉えることができなかったわけです。
具体的には、悟空たちは自在に戦闘力をコントロールでき、これは自分の 「気」 を高めたり抑えたりすることによってですが、スカウターは全てを測定できませんでした。
わかりやすいスカウターだけの数字で判断し、フリーザの部下たちは悟空たちの強さを過小評価しました。油断やおごりにつながり、戦い方を誤ったわけです。
ビジネスへの教訓
この話をビジネスに着想を広げてみます。
この記事は無料で続きを読めます
- 男性化粧品マニフィーク
- データから何を読み取るか
- データを読み解く方法
- 今週のおすすめ本
- 質問回答コーナー
- 今週の気になる商品
- 雑談コーナー
- 次回レターの予告
- レター作成者
すでに登録された方はこちらからログイン
こんな内容をニュースレターでお届けします。
・マーケティングのことが学べる
・人気商品のヒット理由がわかる
・仕事でマーケティングや商品アイデアのヒントになる