#54 ビジネスモデルのおもしろさを、「キャンプ」 と 「みかん風味サーモン」 から解説
こんにちは。Aqxis の代表をやっている多田翼です。
このニュースレターは 「読むとマーケティングがおもしろくなるレター」 というコンセプトで、週に1回のペースで配信をしています。
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今回は業界も中身も全く異なる2つの事例を取り上げて、「資産の有効活用」 という共通テーマからビジネスに学べることを見ていきます。新規事業や商品アイデア、ビジネスモデルについての解説ができればと思います。
以下が今回のレターの内容で、事例や考察から少しでも 「おもしろい」 と思ってもらえたらうれしいです。
✓ 今回のレターからわかる内容
[事例 1] 瀬戸内海が眺められるゴルフ場でのキャンプサービス
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ゴルフ場の資産をキャンプに有効活用
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ポイントは 「そこでしかできないキャンプ体験」 の実現
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新規事業開発に学べること
[事例 2] 愛媛のスーパー・フジの 「みきゃんサーモン」
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みきゃんサーモンのビジネスモデル (3つのポイント)
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ビジネスモデルに学べること
付録
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今週のおすすめの1冊 (新しい経営学)
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次回レターの予告
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雑談コーナー (好きな漫画の話)
ゴルフ場でのキャンプサービス
このパートでは、新規事業開発に学べることを解説していきます。事業開発とまではいかなくても、新しい商品・サービスのアイデアや企画を考える時のヒントになればうれしいです。
1つ目の事例でご紹介するのはゴルフ場でのキャンプサービスです。
広島にある 「瀬戸内ゴルフリゾート」 が、ゴルフ場内でキャンプができるサービスを2021年4月から開始しました (公式サイトはこちら) 。

引用: 瀬戸内ゴルフリゾート
キャンプを紹介した動画はこちらです。
キャンプでできること
瀬戸内ゴルフリゾートのキャンプサービスを取り上げた日経新聞の web 記事があったので、一部を抜粋して引用します。
ゴルフ場にテントを張り、家族や友人と夜を過ごす――。広島県竹原市の 「瀬戸内ゴルフリゾート」 が始めた新サービスが人気だ。新型コロナウイルス禍で 「密」 になりにくい2つのレジャーを組み合わせた。クラブハウスの大浴場などゴルフ場としての設備を生かし、一般のキャンプ場と差別化。ゴルフの裾野を広げるきっかけにすることも狙う。
広島市から車で1時間強。海沿いの小高い山を上った先に、瀬戸内ゴルフリゾートはある。全18ホールから瀬戸内海が見えるのを売りにしているだけあり、眺めは抜群だ。
(中略)
コース内のティーグラウンドなどに、テントを張る区画を5カ所設置。クラブハウスの大浴場やトイレを使えるようにし、清潔な環境として売り出す。管理された芝生も強みだ。
テントや寝袋などのキャンプ用品は貸し出しており、料金は夕食付きで一人1万2千円。最大で一日30人弱が泊まることができ、連休などの繁忙期には予約が埋まる。
キャンプの日程は、以下のようなイメージです。

引用: 瀬戸内ゴルフリゾート
ゴルフ場資産の有効活用
ではここからは、瀬戸内ゴルフリゾートのキャンプサービスについて、新規事業開発の観点から掘り下げていきましょう。
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