#104 マーケ師匠の教え。1960年から今でも陥るマーケティングの罠とは?

60年以上も前にセオドア・レビットが提唱した 「マーケティング近視眼」 。どうすれば罠に引っかからずに済むかを現在のビジネス事例から解説します。
多田 翼 2022.11.17
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今回のレター本編のキーワードは、「マーケティング近視眼」 です。

もともとの英語は 「Marketing Myopia」 で、Myopia は医学用語の近視を意味します。

詳細はレターの本編でご紹介しますが、ここでの近視眼の意味は視野が狭くなることです。目の前のこと、表面的なこと、自分たちの思い込みにとらわれすぎることで起こる弊害を指しています。

 「マーケティング近視眼」 は1960年にアメリカで提唱されたマーケティング理論ですが、今でも、そしてこれからもなくならないであろう話です。

今回は、マーケティング近視眼になった事例と、うまく抜け出していると思ったあるニュースからマーケティングに学べることを掘り下げていきます


✓ レターからわかる内容


[事例 1] ゼロックスの PDF 事業

  • イノベーションの芽を見逃した末路

  •  「マーケティング近視眼」 とは?

  • 学べること


[事例 2] カラオケ店での高級ミシン貸し出し

  • なぜカラオケ店でミシンを貸すのか?

  • 高い次元での存在意義 (パーパス) を捉える重要性


マーケティングのトピック

  • 過疎の町を再生。おばあちゃんたちの葉っぱビジネス (おすすめの本) 

  • 最新の 「人生ゲーム」 が登場

  • うなぎパイが 「ばんそうこう」 に

  • 缶飲料 「一風堂とんこつラーメンスープ」 が登場

  • 若者の流行ランキング

  • 次回レターの予告

では早速、本編に入っていきましょう。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、6956文字あります。
  • コピー機と PDF のジレンマ
  • 鉄道会社の 「マーケティング近視眼」 
  • 学べること
  • カラオケ店での高級ミシンの貸し出し
  • 学べること
  • おすすめの本
  • メタバースも登場する 「人生ゲーム」 が新発売
  • うなぎパイが 「ばんそうこう」 に
  • 缶飲料 「一風堂とんこつラーメンスープ」 が登場
  • 若者の流行ランキング
  • 次回レターの予告
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