#56 ブランドの本質をわかりやすく解説。ポルシェと BMW に学ぶブランドのつくり方

こんにちは。Aqxis の代表をやっている多田翼です。

このニュースレターは ｢読むとマーケティングがおもしろくなるレター｣ というコンセプトで、週に1回のペースで配信をしています。

✓ 購読メリット

• マーケティングのことが学べる

• 人気商品のヒット理由がわかる

• 仕事でマーケティングや商品アイデアのヒントになる

購読は無料で、メールアドレスだけなので、よかったらぜひ登録してみてください。

今回のレターのテーマは、マーケティングの ｢ブランド｣ です。

輸入車メーカーの取り組みを2つご紹介し、ブランドについて解説をしていきます。

✓ 今回のレターからわかる内容

[事例 1] ポルシェ

• 世界で9番目の ｢ポルシェ･エクスペリエンス･センター｣ が日本でオープン

• ポルシェエクスペリエンスセンターの狙いとは？

• ブランドの本質とつくり方
  
  

[事例 2] BMW MINI

• 32時間試乗サービス

• 試乗サービスの狙い

• 32時間の意味

• マーケティングで学べること
  
  

付録

• 今週のおすすめの一冊 (ブランドが学べるビジネス小説) 

• レターテーマのアンケート
  

• 次回レターの予告

• 1週間のマーケティングニュースまとめ ← 新コーナー

では早速、おもしろいと思ったポルシェのサービスから見ていきましょう！

2021年10月1日に、ポルシェが ｢ポルシェエクスペリエンスセンター (PEC) 東京｣ をオープンしました (公式サイトはこちら) 。場所は千葉県木更津市です。

PEC は世界で展開され、今回の東京は世界で9番目とのことです。

PEC はポルシェの試乗施設で、本格的にポルシェの運転を体験できます。16種類のポルシェ自動車の中から好きな車種を選び、高低差や曲がり角が楽しめる周回コースが全部で6種類用意されています。

PEC では単に試乗できるだけではなく、経験豊富なポルシェドライビングコーチのマンツーマンによるレッスンを受けられたり、コーチの運転を助手席に乗れるメニューもあります。

他にはレストランがあり、セレクションストアでのショッピングもできます。

試乗料金は車種によって異なりますが、90分で4万4000円から。専用のシミュレーターでは料金は30分4500円、没入感を味わえる VR (仮想現実) のシミュレーターは30分5500円とのことです。

ではマーケティングの観点から、PEC の狙いについて解説していきます。