#49 これがマーケティング!購入への心理的ハードルを下げる方法を解説

[レター概要] マーケティングとは 「売れる仕組みをつくること」 。ビジネスの3つの事例から、購入への心理的ハードルを下げる方法を解説します。読めばきっと 「マーケティングがおもしろい」 と思える内容です^^
多田 翼 2021.10.28
読者限定

こんにちは。Aqxis の代表をやっている多田翼です。

このレターは 「読むとマーケティングがおもしろくなるレター」 というコンセプトで、週に1回のペースで配信をしています。

✓ 購読メリット

  • マーケティングのことが学べる

  • 人気商品のヒット理由がわかる

  • 仕事でマーケティングや商品アイデアのヒントになる


今回のテーマはマーケティングの中でも、買う人の心理に迫ります。

✓ 今回のレターからわかる内容

  • 買うことへの心理的ハードル

  • 解決方法は、実際の生活やビジネスのシーンでの 「ユーザー体験」 の提供

  • ユーザー体験提供の3つの事例

  • ① リフォームした生活をモデルルーム宿泊で体験

  • ② ホテル宿泊で東急ハンズの商品体験

  • ③ 伊藤園の 「茶レンジャー」 企画

  • マーケティングや販売に学べること

  • おすすめの本 (おもてなし幻想) 

  • 次回レターの予告


よかったら、ぜひ最後まで読んでみてください!

買うことへの心理的ハードル

これは一般的な話としてですが、人は何かを初めて買う時に心理的なハードルがあります。例えば 「本当にこれは役に立つのか」 「買う意味があるのか」 「買っても損をする (失敗する) のでは」 という気持ちです。

売り手の立場で見れば、こうした気持ちを解消することが大事です。ではどうすればいいでしょうか?

具体的な方法は、「商品やサービスは具体的にどう使えるのか」 「使うと自分にとってどんな価値があるか」 を、生活者の日常やビジネスでの実際のシチュエーションの中で商品・サービスを実際に使ってもらうことです。つまり買ってもらう前に、体験を提供するわけです。

では、売り手が積極的に体験の提供をしている事例を見ていきましょう。

事前体験の提供事例

まずご紹介したい例は次の2つです。

✓ ユーザー体験の提供事例

  • モデルルーム宿泊でリフォームした生活の体験

  • ホテル宿泊で東急ハンズの商品体験


では順番に見ていきましょう。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4570文字あります。
  • 伊藤園の企画
  •  「茶レンジャー」 の狙い
  • 学べること
  • 今週のおすすめ本
  • 次回レターの予告
  • レター作成者

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