
#17 イチローと大谷翔平に学ぶ夢をかなえる方法
こんにちは。メールを開いていただきありがとうございます。 |
今回のテーマは 「夢のかなえ方」 です。 |
書いている内容は、 |
|
|
ぜひ楽しみながら読んでみてください! |
|
イチローの夢 |
|
![]() |
|
( 「イチローさん」 という表現はいまだ慣れないですね。「イチロー選手」 のほうがしっくりきます) |
以下は作文の全文です。 |
「夢」 |
|
作文で思ったこと |
イチローさんの小学6年生の作文、いかがでしたか? |
小学生でこれだけ書けるのはすごいと驚くとともに、作文から学べることがあると思いました。 |
私が思ったことは、 |
|
|
|
[思ったこと 1] 解像度の高い夢の描写 |
|
![]() |
|
プロ野球選手になることを確信を持って言葉にし、プロへのプロセスも書いています。中学と高校でも全国大会に出て活躍し、高校からプロの世界へドラフトで入団するキャリアです。 |
入団先もイメージがあり中日ドラゴンズか西武ライオンズです。契約金の目標を1億円以上と具体的です。 |
夢を実現する道筋までを確信を持って言葉にしています。 |
|
[思ったこと 2] 夢への根拠と自信 |
2つ目に思ったことは、自分の夢がかなうことへの根拠と自信です。 |
1年で365日中の360日は激しい練習をしたこと、大会での具体的な自分の成績を数字で説明しています。また、出場した全国大会でほとんどの選手を見て自分が No.1 だと書いています。 |
夢を描いただけではなく、根拠と自信、そしてこれから自分は何をやっていくのかも明確です。 |
|
[思ったこと 3] 夢をかなえた先のイメージ |
作文での夢は 「プロ野球選手になること」 でした。この作文で印象的だったのは、夢をかなえた先にも触れていることです。 |
作文の最後に書かれている 「ぼくが一流の選手なって試合にでれるようになったら、 お世話になった人に、招待券をくばって、おうえんしてもらう」 です。 |
小学6年生のイチロー少年にとって、プロ野球選手になることは夢であると同時に通過点だったわけです。プロになることがゴールではなくむしろスタートで、プロで活躍しお世話になった人を招待して自分の活躍で応えたいという 「夢の先」 も描いています。 |
|
*** |
|
大谷翔平の目標設定 |
|
![]() |
|
以下の画像は、大谷選手が高校1年生の時に設定した目標です。日本のプロ野球のドラフトで、8球団から1位指名を受けることでした。図の中央の大目標である 「ドラ1 8球団」 を達成するために、8つのテーマに分け、さらにテーマごとに8つに分解しています (中央から外側への矢印) 。 |
全部で 「8テーマ × 8つの詳細目標」 です。 |
|
漠然と8球団からドラフト1位指名になりたいと願うだけではありません。これだけの具体的な目標を設定し、高校の3年間で日々、野球に取り組んだのです。 |
|
大谷選手の目標設定で思ったこと |
先ほどの大谷選手の目標設定 ( 「マンダラチャート」 と言います) を見て思ったことです。 |
|
|
[思ったこと 1] 心・技・体・生活習慣 |
大谷選手のマンダラチャートには 「心・技・体・生活習慣」 がバランスよく入っています。 |
8つのうち技と体に関する課題は5つあります。コントロール、キレ、スピード 160km/h 、変化球、体づくりです。 |
残りの3つが心や生活習慣についてで、運、人間性、メンタルです。それぞれ、以下のように8つに分解されています。 |
![]() |
![]() |
![]() |
|
|
[思ったこと 2] 目標から行動への落とし込み |
|
![]() |
|
64個の項目を見れば、自分がどのように行動するかをイメージできます。 |
行動設定を単に 「~ をがんばる」 のような精神論や抽象的な設定ではないんですよね。具体的に何をどうするかがこれだけの数を挙げて明確にしています。 |
|
[思ったこと 3] つくってからがスタート |
ともすると目標は立てただけで満足してしまい、日々の中で振り返ることがなくなってしまうことがあります。 |
目標と行動内容は定期的に見返し、どれだけできたかを振り返ることが大事ですよね。 |
私もマンダラチャートをつくってみましたが、つくったこと自体に達成感が得られます。しかしつくって終わりではなく、むしろマンダラチャートができてからがスタートです。 |
|
*** |
|
「思考は現実化する」 の本当と嘘 |
|
![]() |
|
イチローさんが小学6年生の時に書いた作文、大谷選手のマンダラチャートを読んだり見て思ったのは、「思考は現実化する」 は正しくもあるし、間違ってもいるということです。 |
正しいとは、思考を現実化するためには、あたかも思考内容がすでに現実に起こったかのように確信を持って強く想うことが大事です。 |
結果だけではなく、プロセスと現実化する根拠・自信も解像度高くイメージします。ここまでできれば、「思考は現実化する」 はその通りになるでしょう。 |
しかし、単に願望だけで思考が絵空事にすぎなければ現実化しません。夢は空想や妄想のままです。この意味では 「思考は現実化する」 は正しくはないのです。 |
|
特別なことを成し遂げるために |
|
![]() |
|
イチローの名言集にはこう、ある。「特別なことをするために、特別なことをするのではない。特別なことをするために、普段通りの当たり前のことをする」 と。 |
|
イチロー選手には自分の目指す理想の野球選手像があり、特別な存在になるためにやっていることは 「当たり前のこと」 なのです。 |
|
「当たり前のこと」 を当たり前にやる |
あらためて自分自身に問いたいのは、当たり前なことを文字通りに当たり前にやっているかです。 |
イチロー選手の先ほどの言葉から教えられるのは、事前準備を大事な時や思い出した時だけではなく、毎回やることの大切さです。 |
普段通りにやり続けられるかで、それがいつの間にか 「当たり前のこと」 になり、他人から見れば特別なことをやっているように見えます。「当たり前のこと」 を当たり前のようにできるかは、自分の仕事、仕事以外の日常生活もなんですよね。 |
|
無人島生活で表れる本質 |
|
![]() |
|
かつて僕は、尊敬する人から、こんな話を聞いたことがある。 |
|
大事にしたいのは 「今」 というこの瞬間をどう生きるかです。自分の人生とは、これまでの全ての 「今」 を積み重ねたものだからです。 |
|
今日のアクション |
そろそろ今回のレターも終わりです。ここまで読んでいただきありがとうございます。 |
このレターの毎回に共通するコンセプトは 「Question Insights Action」 です。意味は、問いかけに対して示唆を得て (Insights) 、半歩でもいいので行動につなげてみませんか (Action) 、というものです。 |
今回のレターでの問いかけは、「夢を解像度高く言葉にしてみませんか」 「あなたの大切な "当たり前" は何ですか」 です。 |
普段の生活やお仕事の中に、無意識にもやっていることも含めて 「当たり前のこと」 があると思います。その中には、もしかしたら失って初めて大切なことだったと気づくものがあるかもしれません。 |
ぜひ 「当たり前のこと」 に目を向けるところから始めてみませんか? |
|
|
新機能のお知らせ |
このレターに直接返信ができるようになりました! |
テスト中の機能にはなりますが、このメールに直接返信ができるようになりました。 |
このメールへの返信をしていただくと私へのメールアドレスと運用サポート (support@outnow.jp) が返信宛先に自動で入ります。 |
ご質問やご要望、リクエストなど、お気軽にご連絡ください。いただいたメールは私から返信できればと思います。 |
|
質問・リクエストを募集しています |
もしご質問やリクエストがありましたら、このメールにそのまま返信をしてください!私へのメールアドレスに送ることができます (運用サポートも自動で宛先設定されます) 。 |
ご質問やご要望、リクエストなど、お気軽にご連絡ください。いただいたメールは私から返信できればと思います。 |
または、こちらの匿名の質問箱にぜひコメントください! |
いただいたご質問やリクエストはレターでも取り上げられればと思っています。 |
ぜひ質問・リクエストを教えてください! |
|
|
レター作成者 |
多田 翼 |
経歴 |
主な事業 |
「Question Insights Action ~ 行動を応援するレター」をメールで読みませんか?
無料で「Question Insights Action ~ 行動を応援するレター」をメールでお届けします。
コンテンツを見逃さず、購読者限定記事も受け取れます。